銀座『BAR保志(ほし)』本来私が記事にさせて頂くレベルでは無い程の超有名店。
世界大会優勝
BAR保志。
世界大会優勝の腕を持つ保志氏が都内に6店舗、福島・栃木に2店舗展開する有名店。その本店がここ銀座である。
食べログ評価3.95(2018年11月1日現在)としてTOP1000のラベルを付ける超の付く有名店に、今回ご縁を頂き初めて来る事が出来た事、私は一生忘れる事はないだろう。
エレベーターで8Fヘ上がり店内へ入ると、落ち着いたブラウンの空間がそこにあった。
照明は暗すぎず、明る過ぎず。縦長のフロアの動線をとてもうまく利用し、視覚効果なのか、大きな窓へのアプローチが見事なまでに美しい。
店内は逆L字形のカウンター席が10席ほど。奥に4~5人のテーブル席と、2人用のテーブル席がインテリアとして溶け込み、映画のワンシーンかのように上品に配置されていた。
通常バーと言えばカウンターを連想するのだが、あえてテーブル席に座るのも良いかもしれない。大きな窓から見下ろす銀座の景色は、当然だがこの場所からでなければ見る事が出来ない。
まさに極上の至福の時の景色となるだろう。
*ちなみになぜ8Fなのか。それは後半まで取っておく事にする。
本日のフルーツカクテル
BAR保志、オリジナルのフルーツカクテル。
- 巨峰(山梨産)
- シャインマスカット(山梨産)
- ラフランス(北海道産)
- マンゴー(メキシコ産)
- 完熟ゴールデンパイン(フィリピン産)
- キウイ(ニュージーランド産)
- フルーツトマト(北海道産)
私は普段めったにフルーツは口にしないのだが、即答で「シャインマスカット」を注文。
思わず声が出る
そして目の前に差し出された瞬間、思わず声が出る。
見た目もさる事ながらカウンター席越しから見るその流麗なグラスラインと、裏の棚に配置されたボトル達との見事な調和。
本当にBAR保志の照明は、狙っているのか私が褒めすぎなのか分からない程に目でもしっかり楽しませてくれるのだ。
グランプリを受賞した“さくらさくら”
こちらは世界大会でグランプリを受賞した“さくらさくら”のプレミアムverとの事。
さくらx2と2回連呼するネーミングセンスがまた絶妙だ。確かに連呼した方が言葉にリズムが出て覚えやすい。
私は職業がらデザインの仕事をしているので、こういった面白いボトルデザインを見るとたまらなく嬉しい気持ちになる。
ホスピタリティ
私はこの記事を書くにあたり、BAR保志の事をwebで色々と調べてさせて頂いた。
どの記事も私など足元にも及ばない素晴らしい記事でBAR保志の魅力を伝えており、私もそんな素晴らしき記事を参考に、この記事を打っている。
特に私が記事で見て感銘したのが、「BAR保志」のスタッフは20代~30代でオーナーである保志氏のバーテンダーとしての姿勢に惚れ込んで、自然と集まった。と言う内容の記事であった。
撮影の許可をもらい、カメラを向けると照れる事なく素敵な笑顔で対応してくれるそのホスピタリティに私もついつい甘えてシャッターを何度も押してしまう程だった。
blog記事を書かせて頂きたい
今回私をBAR保志に招待してくれた会社経営者のT氏。弊社でホームページ制作と保守管理のお手伝いをさせて頂いている。
実は私はT氏にさやしく怒られた。
私があまりに感激しblogで紹介したい旨を伝えてたところ、「例えば明石家さんまに会って、面白いですね。あなたの事blogで記事にしますね」って言うのは失礼な事だ。
何故ならそんな記事が無くても明石家さんまの存在は既に有名過ぎるから。本来なら「それを知りつつも敢えてblog記事を書かせて頂きたい」位の姿勢で言うべき。と。
42歳になる私は恥ずかしくなった。だけども何歳になっても「聞くは一瞬の恥。知らぬは一生の恥。」の精神である。
T氏は私の暴走をスルーせずに私を<一瞬の恥>のみにしてくれた。いつもダンディーで大人なT氏には本当に頭が下がる。
そのおかげでこの記事も書かせて頂けたのだから。
決して1つの店に長居はしない
T氏はとても綺麗な酒の飲み方をする。決して1つの店に長居はしない。超が付くほどの有名店「BAR保志」にも30分程で店を後にした。
名店は時間では無いのだ。1秒でも最高と感じる事が出来たらそれで良しなのだ。
銀座の夜
銀座の夜は華がある。大東京。日本で一番土地が高い場所。
そして歳を重ねて行く度に何故だか「銀座」はより一層、大好きな街になる。そんな私は銀座の「ぎ」の字もまだまだ知らない。
だけども、“銀座(ここ)”に来ている。と言うその事実だけで私は十分【男】になれる。
それが銀座なのだ。
<あとがき>
エイトスター
若きスタッフから名刺を頂いた。
BAR保志。はオーナーである保志氏によるエイトスターと言う法人だ。
2004年7月7日に開店したとの事で、保志=星。にちなんで七夕を選んだのだとしたら、そのセンスには脱帽しない筈がない。
さらにエイト(8)と言う数字へのこだわりもあるようで、銀座の1丁目から8丁目まである全ての<丁目>に保志氏の元で修行したスタッフに、1軒ずつ一番星になれるようなバーを開店させたいという願いも込められているらしい。
兎にも角にも8という数字は末広がりの大変縁起の良い数字だし、文頭に書いた「8F」に本店を構える意味も納得だ。
どこかの記事に書いてった「笑いがあって楽しめるバーを目指しています。」と。
そう言うだけあり素敵な笑顔で最高のおもてなしをしてくれる若きバーテンダー達。最高のカクテルを提供し、それを飲んだ我々も、それ以上に笑顔になれる事を、最後ここにしっかりと書き留めておきたい。
ーーー
BAR 保志(バーホシ)
東京都中央区銀座6-3-7 AOKI TOWER8F
|地下鉄銀座線 銀座駅 C2番出口 徒歩2分
|JR 新橋駅 銀座口 徒歩5分
営業時間:19:00~翌3:00(土・日曜、祝日は18:00~翌1:00)
定休日:年中無休