VS 引越見積もり交渉編。
3月の引っ越し準備に追われる毎日ですが、避けては通れない「引っ越し業者選び」。
何はともあれ「シーズンまっただ中&新築マンション一斉入居」と言う事で、“見積もり額”も半端なく高いとの噂を(ネット掲示板等で)聞きておりました。
普段は“見積もり”を依頼されて提出する側ですが、今回は“逆”の立場。(自分が客立場の場合)には、“商売は交渉してなんぼ”な性格なので、そんな事を考えるだけでムラムラ度が増して来るってもんです。
で、今回数社を選んで「訪問見積もり」を依頼しました。実際の荷物やその他情報をしっかり伝えて、出来る限り正確な見積もりを出して頂きたかったので、面倒でしたが3日間に分け実施しました。全共通項目としては
・3月平日で希望。
・朝から希望。
・スタッフ3名希望。
・2t車(ロング)1台のみ希望。
・エアコンの取り付けは無し。
以上。下記はその結果です。
A社。
B社。
C社。
D社。
全社、おおよそ同じ範囲でした。(個人的には高いなぁ~と言うのが本音)。ただ、皆営業の方が口を揃えて言うのが「3月土日の引っ越しでトラック2台&エアコンの取り付けもあれば、20万~(世帯によっては40万)くらいになりますね・・。どうしてもこの時期は・・」との事。(そんなのありえな~い笑)と言う事で。
じゃ、そろそろ交渉を始めましょうか。さっそくターゲットに選んだのは“2番目”に安かったD社。※交渉するには、一番安く出た数字を元に他社でするのが鉄則ですから当然と言えば当然です。
交渉一発目。営業さん曰く「こんな感じでどうでしょうか・・・」と提出された見積もり。ま~一発目だからね~。って見たらオイッ!エーーー!よほどのプレッシャーでテンパってしまったのか、営業さん「0」を一つつけ忘れてしまったようです。
「この金額で本当にいいんですか?」って、こっちが教えてあげましたよ・・。(※このまま黙ってたら、おそらくこの人は別のトラックの荷台に乗せられて、どこか遠くへ連れて行かれてしまったかもしれません。ある晴れた、昼下がりに。子牛と一緒に。)
と言う訳で正しく0を足した数字じゃ、自分的には全然ムラムラしていないので、ここから交渉本番となりました。で、結果。
ここまで下がれば良いかな。と判断したので「ムラムラ来ました~」と言って終了。
—–
交渉は一方的に、「まけてよ~」「他社はこの値段だけど~」などの方法では、限界を超えてはくれません。と言うか“値段を下げてよ”的な交渉ではなく、営業さんに“この人なら、もっと値段下げてあげようかな”と思わせるのが最も重要な事だと思ってます。ズバリ“自分を気にってもらえればより効果的に値段は下がるよ商法」です。
じゃ~どうやって自分を気に入ってもらうか?
それは簡単。自分が言われたら嬉しい事をバンバン言っちゃいます。スバリ“褒め殺し商法”としておきましょう。※褒めるネタは、自分でその時見つけます。
ちなみに今回の営業さんは、以前は現場(運び屋)のスタッフさんだったそうです。で、ふと指を見てみると「引っ越しダコ(荷物持って、壁と荷物で擦れて出来るタコ)」がたくさんありました。なので、そこを“褒め殺し」しました。「勲章ですね」「仕事が出来る人って感じですね」「経験・知識が豊富ですね」「現場を知ってる営業さんってかっこいいですね」「あなた
相手も素敵ないい気分になって、自分にも得がある。こんな素敵な事ってありません。
—–
今回は、そんな「引越見積もり交渉」なお話し。
次回予告:「VS 家電見積もり交渉編。」近日公開予定。