フリーランスwebデザイナー3年目❗️需要無し?年収250万へダウン..

この記事は、これからフリーランス(webデザイナー)になりたい人や、
今webデザインの勉強をしてる人へ向けて自分の過去の経緯を簡単にまとめたものです。
前編はwebデザイナーを目指し就職活動に入るまで。
後半は就職してからフリーランスになるまでの2部構成です。
さらに続きとして、フリーランス活動編として1年目〜3年目(模索下積み時期として/3年分) までの内容と、4年目〜6年目として(軌道時期 / 3年分)までの内容を、 実際の<年収=売上げと所得/確定申告内容>も合わせて公開致します。
*尚、あえて年商ではなく年収としています。
(仕入れ・在庫が無いのでほぼ売上がそのまま収入に反映される為)
小さな情報ですが1人でも多くの人の参考になれば光栄です。
2018年11月 / (株)カトリデザイン事務所:代表取締役 リキ・カトリ
フリーランスwebデザイナー年収【3年目】:概要
仕事は3年目もある程度もらえていた。
主な受注経緯としてはやはり自分のHP(屋号http://2106.net)から直接仕事依頼のメールが来ていた。
この時の受注比率も1〜2年目同様
「下請け9割:直案件1割」主に制作会社や代理店との仕事が多かった。
また東京以外の制作会社からの依頼も多くなってきた。
特に名古屋のweb制作会社(今も健在しかなり大手になっている)からの受注が多かったが、顔を1度も合わせて仕事をした事がなく、自分はどちらかと言うと”会って進める”タイプの人間だったので、そういったジレンマも抱えつつ、ただひたすら食いっぱぐれない様、仕事をしていた。
またフリーランスも3年目と言う事もあり、自分なりの進め方やギャラの要望などを制作会社や代理店の交渉する場面も増えてきた。実際、値上げを要求したけど通った記憶は無く、自然とその会社からの受注も減って行くと言うパターンが増えて行った。
フリーランスwebデザイナー年収【3年目】:思い出の案件
この年は、特にゲーム関連のサイト制作を多数受注した。
都内にある某制作会社からの依頼だったが、その会社は某玩具メーカー専属?のweb制作会社だったと思う。
(その会社の実績は全て某玩具メーカーのゲームオフィシャルサイトだった)
実際にゲームサイトと言ってもメインはその玩具メーカーが版権を持つ「キャラクター」のゲームとなる。
そしてキャラクターの取り扱いガイドラインの細かい仕様にとても面倒くささを感じた記憶がとても強い。
とはいえ、誰もが知る有名なキャラクターの素材パーツなどを自分のパソコンで開いて作業している状況は、何かこう自分が業界人になった錯覚を覚え、とても楽しかった記憶もある。
またここだけの話だが、実は未だに(2018年11月現在)私の作ったゲーム(キャラクター)サイトはそのメーカーのwebに存在しており、実際に見る事が出来る。
そして見るたびに画面幅の狭さ(解像度の変化)に、時代の流れを感じるのであった。
またこの年は、まだまだFLSHでのアニメーションや動きなどのギミックを多数取り入れたサイト制作も多く、私も必死になりFLASHを勉強していた思い出がある。
アクションスクリプトやシンボル。
タイムラインにトゥイーンなど、フラッシャーと呼ばれる達人のサイトを見まくった時代だった。
そしてマクロメディアのプラグイン(ショックウェーブ)のゲームにハマっていた事が懐かしい。

フリーランスwebデザイナー年収【3年目】:受注した案件数
フリーランス受注案件数:31案件
受注金額の範囲:最小額14,300円〜最高額468,000円
平均受注額:241,150円
フリーランスwebデザイナー年収【3年目】:売上年収記録と生活状況
<生活データ>
2003年(平成15年) 当時:27歳(独身 / 同棲)
住まい:東京都豊島区北大塚
家賃:115,000円(2LDK)
<収入>
- 売上げ:250万円<経費>
- 地代家賃:1,250,000円
- 水道光熱費:134,511円
- 旅費交通費:141,380円
- 通信費:180,733円
- 広告宣伝費:4,000円
- 接待交際費:158,800円
- 消耗品費:140,083円
- 雑費:36,464円
(経費合計:2,053,549円)
所得金額:453,938円
基礎控除:380,000円
社会保険料控除:83,400円
課税される所得金額:0円
源泉徴収額:161,510円
還付される税金:△161,510円
フリーランスwebデザイナー【3年目】年収:250万円
仕事のBGMが りんごのうた(椎名林檎)だった頃の記録である。
<完>
まとめ webデザイナーフリーランス。未経験からの体験記。 |
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